2009年10月14日水曜日

ケータイ入力式PCキーボードの可能性

風呂に浸かっていてふと思いついた事なのですが、考えれば考えるほど必要性を感じたので、ここにまとめておこうと思います。

寝ながら打てるキーボード→片手で打てるキーボードという発想
以前からモバイル出来るキーボードを探していました。
本来の目的通りモバイルするのはもちろんですが、寝っ転がって片手で入力できるキーボードが欲しいなという思いからです。
情報収集に疲れてくると、途中から横になってネットを見る事が結構あるので。
ただ、小さなQWERTYキーボードでも片手で入力しようとすると、シフトキーを使うときなどが結構面倒だと感じるようになりました。
全体のサイズを小さくする事を優先してキーの数を減らし、コンビネーション入力でそれを補うタイプになると余計に面倒なのかも知れないと感じたのです。
それに小型のキーボードだとどうしてもキーのサイズを小さくする事になるので、とっさの入力が押しにくいとも感じました。
やはりQWERTYキーボードで片手入力をするのは限界があるのかなと感じたのです。

ならば片手入力できるキーボードがあればいいんじゃないの?と感じました。
QWERTYをベースに片手入力向けにアレンジしたキーボードはあるようですが、操作を覚えるまでがめんどくさそう。
そこでふと思い浮かんだのが携帯電話のテンキー入力。
テンキー入力は携帯電話で慣れ親しんでいる人が多いし、機種が変わっても(キーに日本語表示がなくても)ある程度使えてしまうことに気がつきました。
既に片手入力に特化したデバイスはいくつもありますが、新しく操作を覚える必要のあるものよりも、既に慣れ親しんだ操作感を持ち込める方が習熟も速いんじゃないかと。
最初に浮かんだのは、既に様々な種類が販売されているUSB接続のテンキーで日本語入力をする方法。
これは多分実現できるソフトウェアがあるだろうと思いましたが、案の定ありました。
ただ、これだと寝転がって入力するときにちょっと持ちにくいかなと感じたのです。
もう少し細く、まさに携帯電話を入力しているようなスタイルで入力できないか。
そこで目に入ったのがテレビのリモコン。

検索してみると、既にそのようなコンセプトを持ったものが商品化されていました。
http://www.quixun.co.jp/product/pa-301.html
http://www.mevael.co.jp/product01.html
http://www.mevael.co.jp/product000.html

しかしこれだと、余計な機能が付きすぎているように感じたのです。
マウス操作の機能がついていますが、文字入力とマウス操作を同時にする事ってないんじゃないかと。マウスと文字入力を1つのデバイスに同居させる必要はあるのかと。(ただカーソル機能は欲しい)


片手打ち→ケータイ入力をPCに採り入れるという発想
そう考えていると、実は携帯電話のユーザーインターフェースって実に理想的な操作デバイスなのではないかと。
文字入力に使えるテンキー、カーソル操作に使える方向キー、拡張機能を呼び出すメニューキー、クリックに使える方向キーなど。
テンキーは入力しにくいからQWERTYキーがいいと最近感じていましたが、インターフェースとして考えると実に良く考えられているんだなと思ったのです。
では、このユーザーインターフェースをPCに持ち込んではどう?と感じたのです。

大きさはまさに折り畳み式携帯電話と同じサイズ。
PCとの接続はUSBでもいいですが、できればBluetoothなどのワイヤレス対応。
IMEの機能はPCの物を使えばいいので、キーボードのドライバさえあればいいはず。
折り畳み式携帯電話のスタイルを使えば、モードの切り替えで文字入力以外の機能を持たせることもできるのではないかと思います。
ソフトウェアレベルで通常のケータイ入力だけでなく、ポケベル入力(ベル打ち)も対応可能ですよね。

技術的には携帯電話の製造技術を使って(携帯電話よりも勘弁に)実現できるはずなので、ハードルは低いと考えます。
あるいは、携帯電話そのものに入力デバイスとしての機能を付加して、PCと接続したら片手打ちキーボードになるという機能を盛り込んでもいいのではないでしょうか。
モバイル向けのキーボードとしても、携帯電話サイズであればかさばらず手軽に持ち運べると思います。
ただそれ一つですべての操作が出来るようにと欲張ると、前述のもののように肥大化してしまうように思うので、あくまで文字入力に特化した補助デバイスとしての構成が望ましいと思います。
あくまで既存のキーボードやマウスは生かしつつ、


ニーズはあるのか?
問題はニーズです。
片手入力はどのような人が便利と感じるだろうか、どのような人が喜ぶだろうかと考えてみました。
正直言って、両手で使うことが前提のものを片手で使うことを「不便で当たり前」とかという言葉で片付けてしまうのは非常に不愉快なので、不便ならばそれを便利に近づける事を考えようぜという発想で行きます。

・事故、障害、疾病の後遺症などで片手が不自由な人
片手が不自由で、残った片手での操作を強いられる人は必ずいるはずです。
学生時代の恩師の一人が左半身が不自由で、PCを操作するときは右手しか使えなかったのですが、非常に入力に時間がかかり苦労されている様子でした。
そういった方の入力補助デバイスとしての需要はないでしょうか。

・寝たきりの人、長時間寝た姿勢でいなければいけない人
寝たきりになってしまった人や、人工透析などで長時間寝たままでいなければいけない人もいるはずです。
特に人工透析をしている人は時間がかかるので、暇を潰す何かが欲しいという人や、何とか透析時間も仕事をしたいと感じている人がいるという話を聞いたことがあります。
そうした方でも無理な姿勢をとることなく文字入力ができる方法になり得ませんかね?

・視力に障害を持っている人
以前テレビで見たのですが、視力に障害のある人でも携帯電話は操作キーが比較的少ないので、配列さえ覚えてしまえば苦もなくメールを打ったり電話をかけたりできるのだそうです。
健常者でも、画面をほとんど見ずにメールを打つ人がいますよね。(私もある程度出来ますが)
そういった方向の入力デバイスとしての需要はないのでしょうか?

・QWERTYの文字入力に抵抗を持っている人
うちの親なんかは典型なんですが、QWERTYキーが覚えられないという理由でパソコン操作に抵抗感を持っている人が結構いたりします。
(そういうことを言うけど、ケータイの文字入力は普通に打てたりするんだよね^^;)
また、QWERTYキーで入力するよりテンキー入力の方が速いと言っている人もしょっちゅう見かけます。
そういう方々の操作性の抵抗感を拭うという意味で、手段の一つになりませんか?

こういうのって、ユニバーサルデザインの考え方に合致するんでしたっけ?


今までに出た物が普及していないのって、技術的な限界や入力デバイスとして機能を欲張りすぎたという要因はないのでしょうか。
出来るだけシンプルに、出来るだけ簡単に、小さく軽く(出来ればワイヤレスで)使える物が出来たら、私のようなものぐさ以外にもアピールできるのではないかと思うのですが。
両手が使えるからこその固定観念で考えている以上に、片手で文字入力が出来るようになることのメリットって大きいと思うのです。
例えば、片手で資料を持って読みながら、反対の手で文字入力をするなんてことも出来ますしね(QWERTYでやるとこれが案外めんどくさい)


いや、本当に出てきたら買うけどな。

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